釜石市議会 2020-03-16
03月16日-05号
○議長(
木村琳藏君) 以上で質疑を終わります。 お諮りいたします。本件は報告事項でございますので、報告のとおり了承することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 御異議なしと認めます。よって、本件は了承することに決しました。
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○議長(
木村琳藏君) 日程第6、報告第4号公用車による
車両損傷事故に係る
損害賠償事件に関する専決処分の報告についてを議題といたします。 これより質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 以上で質疑を終わります。 お諮りいたします。本件は報告事項でございますので、報告のとおり了承することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 御異議なしと認めます。よって、本件は了承することに決しました。
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○議長(
木村琳藏君) 日程第7、報告第5号公用車による
車両損傷事故に係る
損害賠償事件に関する専決処分の報告についてを議題といたします。 これより質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 以上で質疑を終わります。 お諮りいたします。本件は報告事項でございますので、報告のとおり了承することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 御異議なしと認めます。よって、本件は了承することに決しました。
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○議長(
木村琳藏君) 日程第8、議案第1号
釜石市立集会所条例等の一部を改正する条例の専決処分に関し承認を求めることについてを議題といたします。 これより質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 以上で質疑を終わります。 これより議案第1号を採決いたします。本案を原案のとおり承認することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり承認されました。
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○議長(
木村琳藏君) 日程第9、議案第2号釜石市
森林環境譲与税基金条例を議題といたします。 これより質疑を許します。 15番菊池秀明君。
◆15番(菊池秀明君) 釜石市
森林環境譲与税基金条例について質問をします。 この譲与税は、温室効果ガス排出削減目標の達成や、災害防止などを図るための森林整備等に必要な財源を安定的に確保する観点から創設されたもので、間伐材の搬出促進、地下水保全対策、木材利用の促進、担い手の育成・確保、普及啓発など、税の使い道が示されておりますが、基金に積み立てるよりは、早期にこの基金を活用することで他市より一歩先に取組ができるのではないかと思いますが、なぜこれを基金として積み立てるのか、条例をつくらなければならないのか、その辺についてお聞かせください。
○議長(
木村琳藏君) 農林課長。
◎農林課長(藤澤聡君) それではお答えいたします。 現在、令和元年度から令和15年度まで約15年間分の執行計画、これを作成しております。この令和元年分につきましては、歳入の見込額が約1900万ほどなんですけれども、尾崎の林野の対応ですとか、あとは意向調査、林地台帳の整備、こういうものに使いまして、大体執行予定額が今400万程度となっております。ですので、今年度の積立てを約1550万円ほど見込んでおります。尾崎のほうに力を注ぐ関係で、2年度、3年度ぐらいまではなかなか基金の使い方が難しい、消化するというのが難しい状態ということで、今回この積立ての案を出しております。
○議長(
木村琳藏君) 15番菊池秀明君。
◆15番(菊池秀明君) 尾崎半島の火災の後始末ということで、この後始末のために二、三年後じゃないと使う方法はないということのようですが、やはりそういったのは早めにこの基金を使えるような道筋をつけていただきたいなと思います。ただ、この税の使い道は制約があって使いにくいという話もちょっと伺いましたが、この辺はどうなんでしょうか。 また、一時的に基金とすることで、後年度の森林整備と林業成長産業に資する事業に充てることが市長の承認でできるようです。ということは、積み上げた基金は先ほど述べた税の使い道以外にも使うことができるのか、その辺についても伺いたいなと思います。使用範囲が広いということがあれば使い道のよい税ではないかなと思いますが、お伺いします。
○議長(
木村琳藏君) 農林課長。
◎農林課長(藤澤聡君) この譲与税の目的ですけれども、法律に定められておりますのは、森林経営管理制度に伴う森林所有者の意向調査、それとあとは森林の整備、担い手の確保や林業従事者の育成、あと木材利用の普及促進、このようなこととされております。ある程度、市町村においての裁量自体はあるとはいえ、基本的にはこの法律に書いてある趣旨にのっとった範囲内ということになります。 以上です。
○議長(
木村琳藏君) 15番菊池秀明君。
◆15番(菊池秀明君) 今、税の使い道は、基本路線に沿った中で、制約の中で使っていくという答弁だったと思います。あと、心配なのは、この基金を積み立てることはいいんですけれども、活用されないということが心配です。基金をやはり積み立てる前に、使い道や目的、この辺を明確にして積み立てるべきではないかなと思うんですが、その辺、どのような計画をお持ちなのか、この基金の活用について伺いたいなと思います。
○議長(
木村琳藏君) 農林課長。
◎農林課長(藤澤聡君) まず、今年度は、先ほど申しましたように台帳整備ですとか所有者のアンケートを行いました。令和2年度につきましては、意向調査の準備、あとは林業専用道路の整備、そういうことを想定しております。約900万ほどの予算を計上しております。その後につきましては、やはり意向調査を踏まえて、手入れの行き届いていない森林について、災害防止、その他の観点からも順次、手を入れていくという予定としております。 以上です。
○議長(
木村琳藏君) 11番古川愛明君。
◆11番(古川愛明君) 先ほど同僚議員への答弁の中で、執行計画というのがあると言いましたけれども、この執行計画の重点目標なんていうのはどういうことになっているんだかお伺いいたします。
○議長(
木村琳藏君) 農林課長。
◎農林課長(藤澤聡君) 目的は、やはり健全な森林を維持するということです。その予定ですが、まずは意向調査を始めて、私有林の整備ですとか公有林の整備、あと森林の保護対策、あとは担い手の確保、そのようなことに使うという予定になっております。基本的な目的は、やはり健全な森林を確保していく、そういうことになります。
○議長(
木村琳藏君) 11番古川愛明君。
◆11番(古川愛明君) 今回の森林譲与税の創設は、やはり荒れた山をきれいにするというか、整理しようというのが目的のように思いますし、実際、地権者がいてもその地権者が思うようにできないとかそういったふうな、今言う意向調査でそれは確認できるのかと思いますけれども、何か、今聞いていますと漠然と健全な森林と言っていますけれども、その健全な森林というのはどういう森林だか答弁願います。
○議長(
木村琳藏君) 農林課長。
◎農林課長(藤澤聡君) まず、例えば間伐の適期、そういうときにきっちりとした間伐を行うですとか、あとは災害防止とかの観点ですと、針葉樹と広葉樹、この辺をうまく組み合わせて災害に強い森林を育てる、そういうことになります。
○議長(
木村琳藏君) 11番古川愛明君。
◆11番(古川愛明君) 私自身も、地権者でも何でもないし詳しいわけではないんですけれども、実際、我々にも分かるような施策、はっきりした目的を持ってやっていただきたい。何か聞いているとこちらの質問に対して、ただ……言っているのは分かりますけれども、その意味具合もね。でも、そうじゃなくてはっきり、釜石の森林行政はこうするんだというのが見えてこないような気がするんですけれども、実際それをどうこう言っても何であれば、やっぱりこの執行計画の中にしっかりとした目的、目標、全てを網羅したようなしっかりしたものにしてやっていくというのは大事だと思うんです。 せっかくこういう税金を頂いて山を立派にしようということだと思うので、それはやっぱりリーダーの農林課の皆さんがしっかりやっていかないと駄目だと思うんですけれども、そういうのも、できれば決意のほども聞いておきたいです。
○議長(
木村琳藏君) 農林課長。
◎農林課長(藤澤聡君) その辺につきましては、実際、森林組合さんですとか国、県、その辺のアドバイス、また地主さん、この辺の意向、あとは地形、その辺を見ながら、順次、意向調査の範囲を定めて確認をしながら、どのような山に育てていくか、そのようにして健全な森林をつくってまいります。
○議長(
木村琳藏君)
産業振興部長。
◎
産業振興部長(平松福壽君) 若干、私のほうから補足をさせていただきたいと思います。 森林環境譲与税は、もともとパリ協定がスタートでございまして、二酸化炭素の排出を抑制していくために、我が国としてはどういった取組をするかという国策として考えていく中で、日本の森林が多いという特色を生かして、森林を適正に管理することで地球環境の温暖化ですとかそういったものに貢献しようといったことがスタートでございまして、当然、台風なども多くなってまいりましたけれども、水源涵養ですとか温暖化防止ですとか、そういった公共的な目的のために国民の皆さんに1000円ずつ頂くといった、本当に大きな事業でございます。 釜石市、実は、先ほども農林課長申しましたとおり、山火事とかで今、若干忙殺されている部分はありますが、逆に釜石市、一日の長がございまして、尾崎白浜の林野火災の対応としているのは、実際、意向を確認して市が代執行をしてくる形式なわけですが、この森林環境譲与税に伴う作業も全くそうでございまして、釜石はもう慣れているといいますか、もうノウハウがあると思ってございます。 ただ、どうしても請負手ですとかスタッフの制限がありまして、一遍に何でもできないところがございますが、ただ、こういったノウハウは蓄積されてございますし、今年1900万と言われましたけれども、そういたものは、実際、間伐やろうと思えばあっという間に使える金額でございますので、やはり今年は意向調査と計画づくりをきちっとやって、来年から、がっと上って進んでいくと、こういったような考え方でございますので、もう少し時間を頂戴できればと思います。
○議長(
木村琳藏君) 1番大林正英君。
◆1番(大林正英君) 関連してお伺いいたしますが、未曽有の大火災があった釜石の森林は、今、健全な状態で来ているんでしょうか。あの火災以降の活動としてどのような形、今、部長がおっしゃいましたけれども、その意向調査をする以前に、今の状況としてどういうふうになっているのか。そこも含めての調査ということで積み上げているのかもしれませんが、まず健全なのかどうか御所見を伺いたいと思います。 併せて、当市の場合は林業スクールがあったはずで、県内もしくは日本国中からたくさんの学生を受け入れていたはずです。5年前からやっていて、仄聞するところによると、事業契約をしていた大手金融機関のサポートが切れて、今年度はどういう形になるかまだ確定していないというふうに仄聞していたんですけれども、ちょっと先ほど人材育成とおしゃっておられましたが、その林業スクールという観点と併せてお伺いします。
○議長(
木村琳藏君) 農林課長。
◎農林課長(藤澤聡君) 確かにおっしゃいますように、ここ二、三年ほどは尾崎の復旧のほうにかなり森林組合さんとかその林業従事者のほうの力が注がれました。ですので、間伐の量とかがそれまでに比べるとちょっと落ちていると、健全性がちょっと低くなっているというふうには考えております。 それと、先ほどの林業スクール、これに代わるもので、森林組合さんのほうでは小学校への教育ですとか、あとは所有者への森林の大切さですとか技術の講習会とか、そのようなものを計画しているようですので、その辺に対しての支援をしていきたいと考えております。
○議長(
木村琳藏君) 1番大林正英君。 (「関連、1回だから」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) いや、ごめんなさい。関連という言葉が最初の冒頭ちょっと聞き取れなかったもので、失礼しました。関連であれば1回でございますので。 そのほかございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 以上で質疑を終わります。 これより議案第2号を採決いたします。本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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○議長(
木村琳藏君) 日程第10、議案第3号
釜石市部等設置条例等の一部を改正する条例を議題といたします。 これより質疑を許します。 12番高橋松一君。
◆12番(高橋松一君) お伺いいたします。 一応、震災後の職員の異動等も落ち着くんだろうな、そう思います。それから、人口もそれなりに微減のような状況がしばらく続くのじゃないかなと、そういうふうに思います。こういう時期にこそ市民ニーズに応えられるような人事配置を全体を見直しながらすべきじゃないのかなと、そう思いますが、お答えを願いたいと思います。
○議長(
木村琳藏君) 総務課長。
◎総務課長(
佐々木浩子君) 人事配置の件でございますけれども、そのとおりでございまして、震災から令和2年で10年目ということになりますし、それに向けて一応この機構整備のほうも、震災後の体制をきちんと見据えた形で機構のほうを見直してございまして、効率的な行政運営をできるような、そして住民のニーズに迅速に応えられるような、そんな機構配置にしていきたいと思います。それに併せた人事配置も検討してまいります。
○議長(
木村琳藏君) 12番高橋松一君。
◆12番(高橋松一君)
総務企画部長にお伺いいたします。 10月議会だったと思いますけれども、当時の副市長が、行政改革や働き方改革等によってスリムな効率的な組織を求められていると、様々な市民ニーズに応えるため、新たな行政課題に迅速に対応できるようにしたい、そういう答えを出しているわけでございます。その中で、釜石市行政機構整備調査委員会を毎月開催して、復興後を見据えた組織の在り方を継続して協議しているという答えがございましたけれども、毎月という言葉を使われていましたが、約5か月、6か月経過した今、どういうふうな状況にこの件はなっているんだろうかなと、併せてお伺いしたいと思います。
○議長(
木村琳藏君)
総務企画部長。
◎
総務企画部長(佐々木勝君) 行政機構整備調査委員会は、前の副市長が答弁したとおり、毎月、会議を開いておりまして、その結果、今回の部等設置条例等の一部を改正する条例、この内容でもって今後の体制を整えようというような結論が出まして、今回提案すると、そういうことになります。
○議長(
木村琳藏君) 12番高橋松一君。
◆12番(高橋松一君) 課長が述べたように、大きな行事が一段落をすると。人口も、非常に残念ながら微減のような状況はしばらく続くんだろうな、そういったところで、一定程度の時間をかけながら人事異動をするという、これはお互いに勉強のためにいいかもしれませんけれども、市民ニーズに応えるためには、若干物足りなさを感じるのが今の状況じゃないのかなと、そういうふうに思うんです。 やっぱり、市の職員も議会もそうですけれども、市民の側に立って様々な課題解決に当たっていかなきゃならない、そういう仕組みを受けているわけですから、こういう機会にこそ一定程度の時間をかけながら、私たちもそうですが、職員の皆さんも様々な分野に立ち入って、研究をしながら市民ニーズに応えられるような体制を今から取っていくべきじゃないのかな、そのことだけをお伺いしておきたいと思います。
○議長(
木村琳藏君)
総務企画部長。
◎
総務企画部長(佐々木勝君) 様々な市民ニーズに即座に応えられるような、そんな職員でありたいというふうに思います。ですので、組織機構の見直しはもちろんですけれども、人材育成という部分が非常に大事じゃないかなと思います。組織の見直し、それから職員を育てる、この両輪でもって市民ニーズに即座に対応できるような、そんな市役所を目指して進んでまいりたいと思います。
○議長(
木村琳藏君) 17番
佐々木義昭君。
◆17番(
佐々木義昭君) 私は、大分前から、職員が適材適所で仕事をできて効率のよい仕事ができるようにということで、ポジションエントリー制度、これを導入するようにお願いしてまいりましたが、それを実践しているのかどうか、そして、もしやっているのであればその効果は出ているのかどうかだけをお尋ねして、私の質問を終わります。
○議長(
木村琳藏君)
総務企画部長。
◎
総務企画部長(佐々木勝君) ポジションエントリー制度をやっているのかという問いだったと思います。 制度の名前としてポジションエントリー制度というふうに名づけて運用はしてございませんけれども、今年度から、これまで個々人の異動したいという希望がある場合に、消極的に出すことを認めていたという制度だったんですが、それを見直して、基本的には全職員が、現在の状況と、それから従事したい課あるいは従事したい仕事があるのかどうか、こういったことの希望をきちんと出すようにというような、そんな制度を定めました。これを今運用しておりまして、もちろん全ての職員の希望がかなうという前提ではございませんけれども、ある程度、反映させた形で人事異動をしているというようなことがございます。
○議長(
木村琳藏君) 以上で質疑を終わります。 これより議案第3号を採決いたします。本案を原案のとおり決することに異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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○議長(
木村琳藏君) 日程第11、議案第4号釜石市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 これより質疑を許します。 3番三浦一泰君。
◆3番(三浦一泰君) 提案理由にふさわしい方法と述べていますが、ふさわしい方法とはどのようなことなのかお聞きしたいと思います。あと、会計年度任用職員は何に対しての服務の宣誓を行うのか併せてお伺いします。
○議長(
木村琳藏君) 総務課長。
◎総務課長(
佐々木浩子君) 職務の宣誓は、本来であれば任命権者の前で宣誓を行うというふうになってございますけれども、今回、会計年度任用職員200名弱、180名前後になりますけれども、その方が全員、任免権者の前で宣誓を行うということは難しいということで、一応、その職務の宣誓の意味をきちんと説明した上で、署名をもって宣誓を行うという方法を考えてございます。 それから、何に対して宣誓を行うかということでございました。 まず、宣誓の内容でございますけれども、日本国憲法を尊重しというような内容になってございます。要は法令を遵守するというような内容でございまして、何に対してというのは、宣誓をする対象は、先ほど申しましたけれども、任命権者ということになります。
○議長(
木村琳藏君) 3番三浦一泰君。
◆3番(三浦一泰君) 会計年度任用職員の方々への市長の訓示や、市民憲章、釜石市職員の信条、行動基準などはどのように伝えるのかお伺いします。
○議長(
木村琳藏君) 総務課長。
◎総務課長(
佐々木浩子君) 先ほども申しましたけれども、市長の前ではなかなか難しいということで、それぞれの配属先できちんと説明するということになります。
○議長(
木村琳藏君) 3番三浦一泰君。
◆3番(三浦一泰君) 会計年度任用職員は、これから釜石市民のために、釜石市の発展のために、持てる力を遺憾なく発揮していただくことが求められていると、そう思っております。そのためには、市長自らの言葉で気持ちを伝えることが大切だと、そういうふうにも考えます。コロナウイルスの関係で全体を集めることが困難だったらば、ウェブやテレビ会議などで工夫を凝らした内容にしてはどうか、そういうふうに思います。市の考えをお伺いします。
○議長(
木村琳藏君) 総務課長。
◎総務課長(
佐々木浩子君) 今まで作業を進めていく中でそういったことは一応想定はしてございませんでしたけれども、今の御提案を受けまして検討したいと思います。
○議長(
木村琳藏君) 以上で質疑を終わります。 これより議案第4号を採決いたします。本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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○議長(
木村琳藏君) 日程第12、議案第5号釜石市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 これより質疑を許します。 6番深澤秋子君。
◆6番(深澤秋子君) それでは、働き方改革関連法の施行に伴って条例の一部を改正しようとするものとありますけれども、当該職員が育児短時間勤務職員等である場合にあっては、公務の上に著しい支障が生じると認める場合として、規則が定める場合に限りとありますけれども、公務の上に著しい支障とはどういうことでしょうか。
○議長(
木村琳藏君) 総務課長。
◎総務課長(
佐々木浩子君) 例えば、今想定されるのは、大規模な災害とかそういったものが想定されるかと思います。
○議長(
木村琳藏君) 6番深澤秋子君。
◆6番(深澤秋子君) では、災害ということでよろしいですか。そのほかのときにも何か命令できるようになると解釈してしまうんですけれども。
○議長(
木村琳藏君) 総務課長。
◎総務課長(
佐々木浩子君) ここの部分は、通常、まず命令することはないと考えております。大きな災害とかそういった場合に特にということで、通常は命令することはないと考えていいと思います。
○議長(
木村琳藏君) 6番深澤秋子君。
◆6番(深澤秋子君) 育児短時間勤務は、小学校就学前まで子供を養育する職員を対象として、まず勤務時間とか形態を選択できるわけなんですけれども、いわば子育て支援の制度であります。その期間しか取得できないものでありますから、親子にとっても大事な時間です。ぜひ、この働き方改革とはいっても、労使で話し合って十分に配慮していただきたいと考えます。 以上です。
○議長(
木村琳藏君) 以上で質疑を終わります。 これより議案第5号を採決いたします。本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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○議長(
木村琳藏君) 日程第13、議案第7号釜石市
手数料条例の一部を改正する条例を議題といたします。 これより質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 以上で質疑を終わります。 これより議案第7号を採決いたします。本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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○議長(
木村琳藏君) 日程第14、議案第11号
釜石物産センター条例の一部を改正する条例を議題といたします。 これより質疑を許します。 15番菊池秀明君。
◆15番(菊池秀明君)
釜石物産センター条例の一部を改正する条例について質問します。 この釜石物産センターは、1996年に建設されて二十数年が経過しております。
指定管理者制度で管理運営されてきたと思いますが、当初からの
指定管理者の管理料はどのような推移であったのかお伺いをいたします。 また、これは
指定管理者制度から現在は直営と、また
指定管理者制度に戻るというようなことですけれども、直営でいいのではないですか、その辺伺いたいと思います。 それから、現在の家賃などの収入は幾らか、また館の管理運営経費はどのくらいなのかお伺いしたいなと思います。
○議長(
木村琳藏君)
商業観光課長。
◎
商業観光課長(山田裕子君) 物産センターの指定管理料、過去の流れというところでございます。 物産センター、今、話がありましたとおり、平成8年度に開設したところでございますが、そこからはずっと直営で管理運営をしてございまして、平成17年、18年に一度、指定管理という形で管理運営をしてございます。その後、また別の事業者のほうで平成19年から震災のところまで指定管理を行ってございまして、東日本大震災の発災後に、市役所の分庁舎的な役割といいますか、災害対策本部の設置等ございましたので、直営という形になったところでございます。 過去の指定管理料でございますが、平成17年、18年度の2か年度のところでは、当初、指定管理ということが、まだ制度のほうがちょっと確定しない部分もございましたので2本立てという形になってございまして、指定管理料と維持管理料という2本立てでございます。合計いたしまして3900万ほどでございます。2か年、17年、18年、そして19年からまた別の事業者のほうでの指定管理のときでは、大体3100万前後で指定管理のほうを行っているところでございます。 このまま今の直営の形でよろしいのではないかというご質問でございますが、震災から公共施設がいろいろ整ってきた中でございます。職員定数という部分もございます。新庁舎の建設という部分もございますので、やはり職員の配置という部分もございますので、震災の前の体制に戻す部分も今後検討していかなければならないのかなと思ってございます。 今現在の維持管理というところでございますが、歳入の部分、テナント料、それから駐車場料金等で収入のほうが1700万ほど、そして歳出の部分ですと、人件費、委託料、光熱水費、需用費ですね、そういった通信、運搬等々を含めまして、4700万ほどがかかっているというような状況でございます。
○議長(
木村琳藏君) 15番菊池秀明君。
◆15番(菊池秀明君) 当初というか、この指定管理料が3900万、以降が3200万と、直営では大体1700万が収入で館の管理費が4700万ということで、大体3000万ぐらいが今かかっているというような状況かと思います。先ほど直営でいいのかということについてはちょっと疑問な答えだったと思います。 そういう中で、今回はまた
指定管理者制度に戻すわけですけれども、これは民間の事業者等のノウハウを使用して、民間の経営方法で取り組んで現在よりもサービスよくとか利用料も安くなると、管理料も安くなるというような方向かと思いますが、この算定方法、さらに、今回新たに指定管理に出すわけですけれども、この算定はどのように行うのかというのと幾らぐらいになるのか、ちょっとお伺いしたいなと思います。
○議長(
木村琳藏君)
商業観光課長。
◎
商業観光課長(山田裕子君) 先ほどの答弁ではちょっと言葉足らずでございました。申し訳ございません。震災の直後ですと、担当部署が物産センターの中に常駐してございました。今ですと庁舎のほうに職員がおりますので、何か不具合がありましたときには物産センターのほうに出向くというような時間的なロス等もございますし、そういった臨機応変な柔軟な対応ができるのが指定管理ではないのかなという部分が大きいというところでございます。 今、観光施設、いろいろな公共施設が完成している中で、やはり観光の発着点というかスタートは駅前でございます。駅前が元気でにぎやかでなければならない、そう思いますので、そういったところでも民間の事業者の何かアイデア、ノウハウをいただいて指定管理を進めたいなといったところでございます。 しかし、まだ算定といいますか、これも一つの方法といいますか、今回、条例改正の中で、指定管理にしなければならないというような中身ではございません。することができる、いろいろな方向で考えていきたいというところもございますので、詳しい算定金額のところまではまだはじいてはございませんが、今以上に、より柔軟に集客ができたりとか、いろいろ利点があると思って、今回、指定管理を進めるのも一つの方策だと思ってその方向を考えているところでございます。
○議長(
木村琳藏君) 15番菊池秀明君。
◆15番(菊池秀明君) これから指定管理を行う方向であるということで、算定についてはまだ検討中ということでしたけれども、一度直営にすることによって、その使われ方、収入と支出、この辺が明確化されるのではないかなと思います。そういうことで、今、
指定管理者制度でかなりの建物とかが指定管理で行われているわけですけれども、その内容がやはり見えない部分がかなり多いのではないかなと思います。 そういうことで、今回も市民ホール等いろいろな、指定管理業者が替わる、また指定管理制度が切り替わるというような内容ですけれども、その辺の指定管理料についての明確な内容がよく私たちに見えていないということがあります。やはり明確に見えるような方策を考えてほしいなと思うんですが、その辺についてお伺いして、質問を終わります。
○議長(
木村琳藏君) 総務課長。
◎総務課長(
佐々木浩子君) 指定管理全体のお話ですので、私のほうから答弁させていただきます。 指定管理の全体的な部分が見えないということでございます。そういったことは、今まで
指定管理者の評価というものがなされてこなかったという経過がございまして、今年度、
指定管理者の評価を実施したところでございます。ただ、これもまだきちんと完璧なものとは言えないような部分もございますので、今後、きちんと評価結果等公表するように、今年度の分はホームページのほうで公表してございますけれども、さらに詳しい部分を公表できるような形にできればと思っております。
○議長(
木村琳藏君) 14番山崎長栄君。
◆14番(山崎長栄君) 今、答弁聞いていまして、駅前のにぎわいあるいは観光物産の発信地と、やっと課長の答弁で、物産センターに関して原点にまた戻ってきたのかなというような気がするわけです。震災後、いろいろな施設を張りつけてきたわけですが、そのたびに、釜石の物産、観光の発信地は本来、物産センターではなかったのかという質問をさせていただいてきました。 そのときには、今、
商業観光課長が話されたような答弁はなかなか出てこなかったんですよ。やっとぐるっと回ってまた原点に戻ってきたのかなと、よく言えばそうです。その捉え方によっては何かまた違った捉え方もあるのかなと思うんですが、本来、釜石物産センターは何のために造られたのか。何回かこの議場で答弁を求めてまいりましたが、今の課長のような答弁はなかなか最近出てこなかったんですよ。釜石駅周辺のにぎわいがほとんどなくなったがゆえに、民間の施設であるサン・フィッシュは今大変な状況にあります。テナントさんがどんどん出ていって、そもそも駅前ににぎわいがない、人が集まってこない、そういう中で、かつて橋上市場が釜石市民の台所を支えてきたというような、そういう時代もあったわけですが、今、見る影もないというような状況にあるわけです。 しかし、市外からお客さんが釜石に入ってきまして、魚市場ではお魚は買えません。買えるのはあのサン・フィッシュ等なんですよ。しかし、駅前にお客さん、観光客を集中させるというような施策は全然取られてこなかった。物産センターもあのとおり、本来何のためにあれを造ったのか。建設当時、私はこれでいいのかと反対をした一人でしたが、まさにその状況でしたった、ずっと。何のためにあの物産センターを借金して造ったのかと。まだ払っているはずですが、もっと物産センターの利用の仕方を本気になって考えてほしいなと。どこのまちへ行っても、駅前の寂れているところは活気がないんですよ。今、釜石の駅前見ますとまさに活気のない釜石を象徴している、今の釜石の駅前は。何かそういう気がしてくるわけです。 今回また指定管理にされるということですが、どうあの駅前ににぎわいをつくっていこうとしているのか、もう少し具体な話があれば聞かせていただきたいなと思います。
○議長(
木村琳藏君)
商業観光課長。
◎
商業観光課長(山田裕子君) 議員、いろいろ御提言ありがとうございます。 今お話があった例えばサン・フィッシュさんと一緒の何かイベント等、今後考えていきたいなと思ってございますし、やはり車での移動ということもございますが、駅前がにぎやかでなければ。三陸鉄道も再運行が始まります。JR、SL銀河もございます。 そういった中で、やはり駅前がにぎやかでなければならない、具体的なものをというところなんですが、まだちょっと具体的なことは申し上げられませんが、サン・フィッシュのほうでも、今ちょっとお話を伺いますと、やはり高齢化というところで、今のデジタル化、SNS、そういったものになかなか追いついていけないんだというようなお話を伺ってございます。そういった中で、サン・フィッシュさんのほうのてこ入れも、併せてというのではないのですが、一緒にデジタル化、SNS、そういった情報発信をしていければなといったところを今考えているところでございます。
○議長(
木村琳藏君) 14番山崎長栄君。
◆14番(山崎長栄君) 当初、鈴子地区に釜石市役所を移転させるという計画があって、その上で橋上市場もあちらのほうに移ったという経過がありましたし、それから物産センターも、当初の役所の意気込みはテナントをしっかり入れると、駅前ににぎわいをつくっていくんだなんていうことでしたが、全くそうじゃなかったと、思い描いたような結果にはならなかったわけです。市役所も、向こうに移るということで期待をされた方々があのサン・フィッシュだったわけですが、残念ながらそれもそうじゃなくなってしまった。 今まさに、あのサン・フィッシュは風前のともしびです。大変な状況下にある。今まで、橋上市場あるいはサン・フィッシュ、釜石の観光を支えてきたという面があるんですよ。これからサン・フィッシュの、民間の施設ですが、今の課長の答弁ですと、物産センターと一緒になってにぎわいをつくっていきたいと。それはもう大歓迎ですが、具体なものが見えてこない。 あるいは部長がその辺は考えていらっしゃるかもしれないので部長にもお尋ねしますが、やっぱり行政がそういう方向転換をして、結局、商業者に迷いといいますか、惑わせてしまったといういわば責任もあるはずなんですよ。そういったことも考えますと、あの物産センターの在り方、あるいは駅前のにぎわいをどうつくっていくかということについては、市役所の責任というものは極めて重いものがある。 ですから、今回、指定管理にされるということですが、その辺まで指定管理を受ける方々とそういう、まだそこまで話がいっているのかどうかわかりませんけれども、いずれ使い方だと思うんですよ。震災後、1、2、3だけ考えて、どうもこの復興を進めてきた既存の部分にはあまり目を向けてこられなかったという、どうしても復興が急がれる、復興が先だということから、既存の施設にはあまり目をかけてこなかったという部分もあるわけです。そういった反省も含めながら、あの駅前のにぎわいに本気になって取り組んでいただきたいと。部長、答弁お願いします。
○議長(
木村琳藏君)
産業振興部長。
◎
産業振興部長(平松福壽君) この議会の場で、鈴子地区のにぎわいづくり再開発とそのプロジェクトの震災復興を絡めた御提言とか何度かいただいてきたということ、記憶してございます。我々も、内部で何度も何度も議論してきた部分でございました。 今回のシープラザに関しては、もともと設立の趣旨とか、議員さんがおっしゃった庁舎を建てるという計画があったのではないかとか、そういったことは確かにございますが、今現在を見た場合、若干2階の一部を庁舎的に使っている部分がございまして、本来、物産とか観光情報でにぎわうべきところが、
ラグビーワールドカップもございましたので、ちょっと変則的になっている部分は若干あると思いますので、まずそこをきちっと今後の見通しを立てて、シープラザ全体の使い方を、庁内もしくは外の関係機関とも意見交換をしながらきちっと固めていくと、まずこれをやらなきゃいけないと思ってございます。 その上で、にぎわいの連続性ということに関しまして、これは釜石の地形的な制約でもあり、逆に私は特徴でもあると思うんですが、駅前に大手企業が立地していて、これが釜石の昔からの特徴でございまして、これがある程度、集客ポイントと言ったら失礼ですけれども、釜石が特徴として売り出している部分はあったわけでございますが、どうしてもやはり他市のように駅前から既存の市街地に連続するといった部分が弱いものですから、その連続先として、飛び地でございますけれどもフロントプロジェクトの1、2、3というものを置いて、駅からそっちに人を流すといったことをこれまで震災後も一貫して取り組んできたと思ってございまして、その考え方はいささかも変わってございません。 ただ、その中でスタートになるべき鈴子地区が、議員さんおっしゃいましたサン・フィッシュさんのそのテナントの、若干、空き具合が目立ってきたといったことも含めて、課題としては、最近、特に大きく出てきたなといったものは我々認識してございます。サン・フィッシュさんとは、うちの担当職員、何度かお話し合いさせていただきまして、どのように応援といいますか、一緒にやっていくことできないかといった話合いも既に始めてございますので、まずシープラザの性格をきちっと定めて、サン・フィッシュさんとの連携も深めながら、海のほうまで連続してもらうための仕掛けというのをもう一度、ここは今回のシープラザの指定管理の検討と併せて、きちんとそこを打ち出せるようにしていきたいとまず思ってございます。 その上で、やはり駅前だけでにぎわうということではなくて、駅からまちのほうに歩いてもらうといったことを、繰り返しになりますが、ここが釜石のポイントだと思いますので、ここについては復興期間が終わった後も引き続き釜石市とみんなで、東部の方と一緒に、あるいは西部の方と一緒に取り組んでいくべき部分だと思ってございます。
○議長(
木村琳藏君) 14番山崎長栄君。
◆14番(山崎長栄君) 駅周辺のにぎわいもそうですが、この復興事業あるいはラグビー、ラグビーではあまりその商店街あるいは飲食店街、にぎわいをつくることはできなかったようですが、一生懸命力を入れてきた例えばかまりば等も非常に今厳しい状況下にあるやに伺っていますし、商店街等についてはもう見る影もない。そういう状況下で、確かに駅前だけのにぎわいだけじゃない、もう市内全域が全くにぎわいのなくなったまちになっている、そういうことだと思うんです。 最初にまず駅前からということなんでしょうけれども、ラグビーに取り組むことも、それはそれで悪いことではないんですが、その前にやらなきゃ釜石のまちは潰れてしまうと、もうラグビーどころじゃない、住めないようなまちになってしまう、本当にそこが危惧されるんじゃないかなと思うんですよ。駅前がさっぱり人っこ歩いていない、もちろんまちの中もそうですが、いつからこんな釜石のまちになったのかなと。たまに釜石に戻ってこられる方々が、釜石すっかり変わってしまったと、よくそう言われるんですが、ここで市長の決意をお尋ねするのもなんですが、本当ににぎわいのなくなった釜石、どうしていくのか。 まず手始めに、この物産センター、何度も何度も提言もしてきましたし、もう少し考えたらいかがですかということも話してきました。やっと目が向けられますが、まだどういう手を打つかは、指定管理に移したいということのみであって何も検討されていないようですが、駅前をどんなふうに市長は描いているのかお尋ねして、質問を終わります。
○議長(
木村琳藏君) 市長。
◎市長(野田武則君) 先ほど部長のほうからも話ありましたけれども、震災を契機に釜石市の再生を図るということで、フロントプロジェクトの1、2、3、ワン、ツー、スリーということで考えてきたわけですけれども、決して鈴子を忘れたわけではなくて、鈴子地区の皆さんには、ワン、ツー、スリーには入っていないけれども、フロントのフォーだと4だというようなことも再三にわたってお話しをしてきた経過があるわけでございまして、釜石市としては重要な拠点の場所だということは、以前から変わりなく進めてきたところでございます。 幸い、東日本大震災のときは災害対策本部ということで活用して、ちょうどあそこにシープラザ遊のテントもあって、そういった意味では大変有効に活用できたと思っております。その後は、ラグビーの拠点ということで県の職員とか組織委員会の方々も来ていただきまして、まさにワールドラグビーのために大いに活用できたということで、ここを震災後は随分と活用できたと思っておりますが、議員御指摘のとおり、それは本来のものではなくて変則的な使い方、やむを得ずそういう形で使わせていただいているということでございます。 実は今も様々な課題を抱えておりまして、まだまだこの変則的な使い方は今後継続していかなければならないと思っておりますが、いずれ本来のその姿につくり直していかなければならない、これが大きなテーマでございまして、そのために市が直営にしたほうがいいのか、あるいは指定管理がいいのかということで議論した結果、どちらの道も残しておくということで、指定管理もできるということを今お諮りをさせていただいているところでございます。 サン・フィッシュの話もありましたけれども、人口がどんどん減っているわけですから、商店街だけではなくてあらゆるところにその影響はくる、これは当然のことでございます。ですから、まずは人口減に歯止めをかける、それから、にぎわいということになると、交流人口、観光とかインバウンドとか、そういったところにも力を入れていこうということで、釜石におきましては釜石DMCとかそういった組織をつくり上げて、いろいろな方々が、今、一生懸命取り組んでいるところでございます。 ラグビーのおかげで少しは、そういった意味では全国的に釜石の知名度も高まったわけでございますので、そういったものを活用しながら、この人口減とそれからにぎわい創出に向けていろいろと取り組んでいかなければならない。その中の一つは、やっぱり魚のまち、釜石の復活ということで、シープラザの中の、先ほどお話にありました中の取組も大事だと思いますが、サン・フィッシュをどうするか、あるいはまた、サン・フィッシュの活用をさらにもっと考えていくということが一番の大きなテーマだと思っております。 水産加工を含めて水産業は低迷していると言われているわけですけれども、一方では、全国的に名を挙げた会社もたくさん釜石にあるわけでございまして、そのいわゆる格差が、従来のやり方ではやっぱりなかなか商売がうまくいかない、でも新たな、先手先手でいろいろなことを考えながら取り組んでいくと、その企業はとんでもない伸び率でしょうね。いつの間にか全国に名立たる企業になってしまっているという、こういうところはたくさんあるわけですし、そういった意味でサン・フィッシュの中の、先ほど高齢化で、年取ってもう辞めたいという人もおられるようでございますが、もっともっと魚の資源、これを最大限活用していくという道筋は残されていると思いますので、そういった面で、魚のまち釜石の復活という大きなくくりの中でサン・フィッシュの今後の展開を考えていきたいなと。 今までは、どちらかといいますと民間の企業ということで、直接、市が何か支援するということはなかったわけで。特に、そうですね、市場の移転問題ができたときに2つに分かれたわけですよね。町のほうに残ったのとサン・フィッシュに行ったほうということで2つがあって、それ以来、どちらかといいますと、市が直接何か支援をするということはちょっとはばかられてきたところがあったような気がいたします。 今後は、やっぱり魚というものをもっともっと大事にしていきたい、魚というものをもっと売り出していきたい、そういった意味でサン・フィッシュの皆さんとも連携ができるところはあると思います。浜町のほうに魚河岸テラスをつくるときにそういった話合いはしてきたわけでございまして、それぞれの立ち位置の中ですみ分けを図るということで、魚河岸テラスのほうの建設にも協力をいただいたという経過がありますから、もう一度このサン・フィッシュの在り方について、行政としていろいろな手だてをしながらあそこを盛り上げていきたい、その上でシープラザのほうと連携しながらあそこの活用も考えていきたいと、こう思っておりまして、議員御指摘のとおり、重要な拠点の場所だという認識の中で今後も取り組んでいきたいと思っております。
○議長(
木村琳藏君) 2時20分まで暫時休憩いたします。 午後2時10分休憩
--------------------------------------- 午後2時20分再開
○議長(
木村琳藏君) 休憩を打ち切って会議を再開いたします。 休憩前に引き続き、
釜石物産センター条例の一部を改正する条例の審議を続行いたします。 ほかに質問ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 以上で質疑を終わります。 これより議案第11号を採決いたします。本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
---------------------------------------
○議長(
木村琳藏君) 日程第15、議案第12号
地方卸売市場釜石市
魚市場条例の一部を改正する条例を議題といたします。 これより質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 以上で質疑を終わります。 これより議案第12号を採決いたします。本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
---------------------------------------
○議長(
木村琳藏君) 日程第16、議案第13号
市営釜石ビル条例等の一部を改正する条例を議題といたします。 これより質疑を許します。 13番細田孝子君。
◆13番(細田孝子君) この条例は、市が管理する住宅等の連帯保証人制度を廃止することに伴い条例の一部改正をしようということであります。この連帯保証人制度を廃止するということについては、平成30年度の6月定例会のほうで要望しておりましたので、今回提案がされてよかったなというふうに思っているわけですが、今回、この連帯保証人制度を廃止するという、そういう背景というのが、この4月から国のほうで民法改正がされて、保証人が責任を負う上限額の明示が義務化される、そういうことによって、そうでなくても保証人になる人を確保するのが難しい中で、上限額の明示が義務化されるということで、余計に高齢者ですとか生活困窮者の方がそういう連帯保証人を確保するのが難しくなるような状態になってはまずいということで、国交省のほうから自治体に対して、連帯保証人制度を廃止するようにというような、そういうことが通知でもって促されたという、そういう背景があったわけです。 私が質問した際も、やっぱりこの一部条例を改正していくには、保証契約の限度額の設定ですとか、また緊急時の連絡先など、そういった課題が山積しているので、そういう部分を解決した上でないとなかなかできないというような答弁だったかというふうに思うんですが、それについて、こういった課題についてはどのような対応をされるのかお伺いいたします。
○議長(
木村琳藏君)
都市計画課長。
◎
都市計画課長兼
復興住宅整備室長(三浦康男君) 課題の解決というところでございます。 限度額については、今回、保証人を設けないということですので、限度額の設定は不要となります。緊急の連絡先というところに関しましては、議員おっしゃるとおり、保証人は、単に債務を保証するという部分以外にも、何かあったとき、緊急の連絡先としての役割も果たしていたのも事実でございます。それがあるので、今回、保証人は不要とはしますけれども、入居するときに、様式を定めて緊急時の連絡先が分かるようなものを提出していただいて対応したいなというふうに考えております。
○議長(
木村琳藏君) 13番細田孝子君。
◆13番(細田孝子君) そうですよね。連帯保証人制度を廃止するということはその限度額というのも関係なくなるということだとは思いましたけれども、改めて、以前答弁いただいていたので確認させていただきました。 先日、新聞のほうでも報道されていましたけれども、全国でこういう連帯保証人が不要だというふうに考える自治体というのが2割以下ということで、その2割の中に当市は入っていて、この連帯保証人制度を廃止するという条例の改正をしたということは本当によかったなというふうに思うわけです。そうでなくても、これまでの規定の中でも、市長に認められれば連帯保証人を連署する必要はなかったわけなんですけれども、やはりちゃんと条例に明文化されるということで、申込みされる側としてみれば安心して申込みができるという、そういう体制になるかと思いますので、本当によかったというふうに思います。 それで、3月23日から市営住宅の申込みが始まるようにホームページなどでも紹介がありましたが、今回可決されればですけれども、連帯保証人がなくてもまず入居が可能になるという、そういう一文を申込みの案内の中に入れてもいいんではないかなというふうに思うわけですが、いかがでしょうか。
○議長(
木村琳藏君)
都市計画課長。
◎
都市計画課長兼
復興住宅整備室長(三浦康男君) まず、この廃止するというところ、本議会で認めていただくことがまず第一かなというふうに思っていました。現在、議会が終わってからの申込みになるということで、今、議員おっしゃったように、そのようなことが分かるような形で申込みの案内をしていきたいなというふうに思っております。
○議長(
木村琳藏君) 以上で質疑を終わります。 これより議案第13号を採決いたします。本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
---------------------------------------
○議長(
木村琳藏君) 日程第17、議案第15号釜石市水道事業の設置等に関する条例等の一部を改正する条例を議題といたします。 これより質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 以上で質疑を終わります。 これより議案第15号を採決いたします。本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
---------------------------------------
○議長(
木村琳藏君) 日程第18、議案第17号釜石市
学校給食センター条例の一部を改正する条例を議題といたします。 これより質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 以上で質疑を終わります。 これより議案第17号を採決いたします。本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
---------------------------------------
○議長(
木村琳藏君) 日程第19、議案第18号令和元年度釜石市
一般会計補正予算(第9号)を議題といたします。 お諮りいたします。審議の方法は、第1条歳入を一括、歳出は款ごとに、続いて第2条繰越明許費、第3条債務負担行為、第4条地方債を御審議願いたいと思いますが、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 御異議なしと認め、さよう決定いたします。 では、歳入を一括御審議願います。 これより質疑を許します。 10番千葉榮君。
◆10番(千葉榮君) それでは私からは、補正予算に関する説明書7ページ、総務費寄附金についてお伺いします。この寄附金に6億2300万円を増額補正しておりますが、この6億余りのお金は歳出にどのように使われるのか、そしてこれは基金に積み立てられるのか、この2点についてお伺いいたします。
○議長(
木村琳藏君) 財政課長。
◎財政課長(菊池公男君) 総務費の寄附金の6億でございますけれども、この主なものはふるさと納税のほうの部分でございまして、一応、ふるさと納税のほうで入ってきた金額につきましては、その目的に応じて、今度は全部また振り分けて積立てをさせていただくというところが大きいところでございます。特に大きいところは、やっぱり復興まちづくり基金関係等のほうが非常に多くなってございまして、大体2億程度の金額になる予定でございますし、あとそのほかにラグビーの関係と、それから、ふるさとは活性化基金関係等が入ってきているということで、そちらのほうに一度積ませていただきまして、それを基に、また予算の必要に応じてそれを繰入れして事業を実施していくという内容になってございます。 なお、今回の基金につきましては、一度、その目的に応じて基金のほうに積み立てさせていただきまして、それを翌年度以降に改めて予算化して使うという内容になってございます。
○議長(
木村琳藏君) 18番水野昭利君。
◆18番(水野昭利君) 説明書をちょっと見ていただきたいと思いますが、最初に市税の部、3ページですか、市税ありますが、ここでも法人税が減額になっているわけですが、また、私、明日質問しますが、この法人税について4億ぐらい下りているんですね。法人税じゃなく市税ですが。そこで、今回、本当にこのぐらい下りるのかどうか、その辺についてちょっと。 なぜかと申しますと、例えば、釜石には法人税を支払っている大手の日本製鉄とそれからSMC、この会社の状況なんですが、例えば2020年、今年ですね、春闘、これは11日にやられたんですが、集中回答がありまして、日本製鉄所は、業績悪化で7年ぶりにベースアップがないというような回答をいただいています。ただし、SMCについては、いろいろな国に工場がありますが、中国にもありますが、この会社、コロナウイルスによって工場停止などしたことはありますか。それについては
企業立地課長お願いします。
○議長(
木村琳藏君)
企業立地課長。
◎
企業立地課長(菊池俊彦君) お答えいたします。 SMC株式会社ということでございましたけれども、一応、コロナウイルス感染症の対応についてプレスリリースもしておりますので、その状況についてちょっと御説明したいと思います。 中国は、春節ということで日本でいう正月があるんですけれども、春節明けの2月3日から順次稼働を開始しているというところで、2月10日以降については平常どおり稼働しているという状況でございます。あとは、輸出入とか物流、それから通関の関係についても、2月3日から全面的に再開しているというところでございまして、大きな影響はないというような状況でございます。それからあと、部品とか製品についても十分な在庫を保有しているというところで、供給についても問題がないというふうにプレスリリースしておりますので、今時点ということになりますけれども、生産あるいは在庫、物流に関してはコロナの影響はないというふうに伺ってございます。
○議長(
木村琳藏君) 18番水野昭利君。
◆18番(水野昭利君) それでは、SMCについてですが、業績はどうなんですか。その辺、やっぱり法人税がどうなるかというのは問題なものですから、業績についてもお伺いいたします。
○議長(
木村琳藏君)
企業立地課長。
◎
企業立地課長(菊池俊彦君) 大手企業の業績ということでございます。 平成30年度に関しては、主要企業の業績は海外も含めて非常に好調だったということで、ほぼほぼ最高益を上げたのではないかというふうに考えてございます。ただ、今年度に入りまして、ちょっと昨年度の反動が少し出ているというふうな状況もございますし、あと日米貿易摩擦といいますか、海外の経済情勢の不安定といったところもありまして、日本、海外の受注、全般的に減少に転じているというところで、昨年11月に今後の見通しを下方修正しているというような状況でございます。 あと、いずれ今後の見通しの部分についても、ちょっと先行き不透明というところがあるので、令和2年度も少し厳しいかなというふうには捉えております。
○議長(
木村琳藏君) 18番水野昭利君。
◆18番(水野昭利君) そうしますと、業績についてはそんなに悪くないと。ですから、急激に減るということはないわけでしょうか、その辺なんですが。 もう一つお伺いしますが、市内の企業の状況についても併せてお伺いいたします。
○議長(
木村琳藏君)
企業立地課長。
◎
企業立地課長(菊池俊彦君) 急激に減るのかというところでございますけれども、大きくということではないとは思いますけれども、少し下方修正しているということでございますので、税のほうには少し影響があるかなというふうには考えてございます。 それから、市内の事業所の状況ということでございますけれども、30年度ぐらいまでは、やっぱり復興関連事業といったところもかなりありましたので、市内の状況も少し好影響があったのかなということでございますけれども、今年度に入ってから復興事業も減少しているというところでもございますし、あと製造業の部分では、原材料が少し高騰したりとか、あとは原料不足ですか、そういったところで食品加工のほうが少し落ちてきているかなという状況があります。ただ、これも、企業によって少しばらつきもありますけれども、全体を通せば少し横ばいもしくは少し下降といったところになるのかなというふうには考えてございます。 あともう一つ、コロナの関係が少しありまして、市内の飲食とか宿泊とか、あと食品製造業などでやっぱりイベントの自粛等々の影響で、これが長期化するということになれば、例えば原材料、部品調達から、生産、物流、流通、それから販売といった一連の企業活動が少し停滞もしくは縮小といった状況になるおそれもあるので、現時点では、先行きはちょっと見通せない状況もあるというところで、コロナの感染がまず終息するよう私自身も願っているといいますか、そういう希望を持っているというような状況でございます。 (発言する者あり)
○議長(
木村琳藏君) 3回で終了でございますので、以上でございます。 そのほかございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 以上をもって歳入の質疑を終わります。 次に、歳出の審議を願います。 第2款総務費、質疑を許します。 10番千葉榮君。
◆10番(千葉榮君) それでは、補正予算書に関する説明書10ページの総務費の積立金についての考え方についてお伺いします。 この3月補正予算で財政調整基金に16億ほどの積立てしていますが、そのほか、いろいろな基金に積立てが計上されています。その中に庁舎建設基金に積立てがないようなのですが、なぜ庁舎建設基金にないのか。建設が決まっているわけですから、少しでも借金を減らすために庁舎建設基金に貯金するべきではないかと思いますけれども、基金に対する積立ての考え方についてお伺いいたします。
○議長(
木村琳藏君) 財政課長。
◎財政課長(菊池公男君) お答えいたします。 基本的に、積立て等をさせていただいていく中で、先ほど御答弁させていただきましたが、ふるさと納税等につきましては、御寄附いただく方が、そもそもどういう目的でどういう基金に積立て等をするかというのを指定していますので、それに基づいて積立てをさせていただいてございます。そのほか、御寄附いただく方の中では、一般の寄附ということで市政全般に使っていただきたいというものにつきましては、金額は少ないんですけれども、活性化ですとか、そういうものに積立てをさせていただいてございます。 今回、議員御指摘になりましたとおり、庁舎が目前に迫っているという中で、これまで庁舎のほうは14億ほどあるところに5億を積立てさせていただいて、今、現金的には19億なんですが、実は、昨年の6月に10億の積立てを予算化させていただいております。ということで、一応、今年度分は取りあえず10億ということで、積立てさせていただいておるんですが、今後また令和2年度の予算の中で、当然、今、議員御指摘になりましたとおり可能な限り、一般の家でいえば頭金を多くして借金を減らすという方向で、可能な限り積立てをしていきたいというふうには考えてございます。
○議長(
木村琳藏君) 10番千葉榮君。
◆10番(千葉榮君) 庁舎の建設について、次に建設するのは多分、30年、40年、50年は先になると思いますので、新庁舎が建ったはいいが職員とか市民が不便に感じるようでは、これはまずいと思いますので、そのようなことのないようによろしくお願いいたします。 じゃ次に、補正予算書に関する説明書、11ページ、プレミアム商品券2019事業についてですが、2億3800万円も減額しておりますけれども、この減額理由と、この事業の実績はどうだったのか、効果があったのか、この辺をお伺いいたします。
○議長(
木村琳藏君)
商業観光課長。
◎
商業観光課長(山田裕子君) プレミアム商品券事業でございます。 今現在、この3月末がこの事業の終了年度なので、まだちょっと実績のほうを固めているところでございますが、このプレミアム商品券事業は、消費税の引上げに伴いまして、非課税者の皆様と子育て世帯を対象とした商品券事業でございました。 当初予定では、申請率、販売率がもう少し高いのかなというふうなことで算定をさせていただきましたが、申請率等を見ますと、県内、全国平均を見ましても40%を切る状況でございました。釜石市におきましても37%前後ではないかなというところで、そういったところで、思った以上、この商品券がちょっと売れ行きが悪かったかなといったところでございます。 特にも、子育て世帯の方が販売に関してはいま一つ売れなかったかなというところで、その売れ行きといいますか、やっぱりキャッシュレスというところが大きかったのかなというふうに考えてございます。
○議長(
木村琳藏君) そのほかございませんか。 18番水野昭利君。
◆18番(水野昭利君) 今回、財調につきましても積立てするようですが、これを積み立ていたしますと幾らになりますか。そして、今、復興事業等にお金を貸しておるんですが、その額が幾らで、それがいつ返ってくるのか、その辺ちょっとお聞きします。
○議長(
木村琳藏君) 財政課長。
◎財政課長(菊池公男君) 今回、16億1900万、こちらのほうを財政調整基金のほうに積立てをする予算を計上させていただいておりますが、これによりまして、今年度、令和元年度末の財調の金額が約33億3000万弱になる予定でございます。 平成30年度から令和元年度の財調の残高ですけれども、30年度は73億2000万ほど、それが令和元年度で46億というふうに減少して、さらに今年度末では33億ぐらいまで減るという状況になってございますが、実は復興事業の関係のほうに一時立替えというような形になっておりまして、繰越事業、こちらのほうにどうしても財源をつけてやらなきゃいけないというところがございます。その分で、今、繰越し等の関係で全体で約20億弱ぐらいを予定しておりますが、さらに今後、事故繰越、これが発生してきた場合にはさらにそれに現金を伴わせていかなきゃいけないということなんですが、いずれ復興事業が終わりまして繰越しあるいは事故繰越等がなくなれば、おおむね20億から30億の間は財調の方に戻ってくるのではないかなというふうに推察しております。
○議長(
木村琳藏君) 18番水野昭利君。
◆18番(水野昭利君) そうしますと、今33億あるんですが、20億を貸していると言いますので、これについても財調に戻してもらうのはいつ頃かとさっき説明をお願いしましたが、その辺はどうなんですかね。やはりその事業費が戻ってこなければ今後の財政事情は大変厳しいわけです。20億程度ですから。あと、今言ったように庁舎も建設いたしまして、それらの経費になってくれば財政運営は大変厳しくなりますので、そのお金も早く返してもらうようにいろいろ復興で話をして、やっぱり20億ですからね。それがあれば当分の間、大丈夫だと思うんですが、その辺についてどう思っているか、いつ頃払ってもらえるか。復興庁があと10年ありますからその間で下ろすのか、それとも何年頃まで来るのか、その辺についてお伺いいたします。
○議長(
木村琳藏君) 財政課長。
◎財政課長(菊池公男君) 一応、目安としまして令和2年度、これが復興の最終年度、一つの完遂の目的の年度でございますので、令和2年度にはおおむね復興の主な事業は終わると思っております。その段階でほとんど事業のほうが終了しておれば、令和2年度末にはある程度その財調のほうは戻ってくるんではないかというふうに推察しておりますけれども、昨今の台風とかこういう災害等がございますとどうしても工期に影響が出るということがございますので、どういう状況になるかというのはちょっと予断は許さないところはありますけれども、少なくとも10年かかるということではなく、もう少し前には終わるものというふうに考えておりますが、基本的には令和2年から3年、遅くとも4年頃までには戻ってくるんではないかなというふうに考えております。
○議長(
木村琳藏君) 18番水野昭利君。
◆18番(水野昭利君) そうしますと、例えばですが、法人税なんか下りると言いますが、この法人税については交付税でも事後措置してもらえますので、そのように戻すものは戻して財調にためておくという形にやったらどうかと思うんですね。 それで、これについては、私、明日、ちょっと当初予算の中で質問いたしますが、税については、もうこのとおり交付税大体75%減っても入ってきますから、そういうほうもちょっと見ておけばいいと思うんです。そうすると大体、4億円の法人税が減りますとそれで75%ですと3億円、これは交付税で見ていただくんですよ。そうするとせいぜい減るのが1億ですし、例えば税の場合ですよ。そのような制度もありますから、その点もう少しいろいろやってみて、それから今20億来ると、そうしますと、私たちが市議会議員でいる間は減らしていくのがいいんじゃないかと私は思うんです。これだけです。あとは明日また質問しますので。
○議長(
木村琳藏君) 答弁は必要ないですよね。 そのほかございませんか。
○議長(
木村琳藏君) 第2款の質疑を終わります。 第3款民生費、質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 第3款の質疑を終わります。 第4款衛生費、質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 第4款の質疑を終わります。 第6款農林水産業費、質疑を許します。 12番高橋松一君。
◆12番(高橋松一君) 15ページの水産業費、釜石漁師のみんなの家移設事業1300万減額になっているんですが、これ何なの。水産課長、どっちかな。
○議長(
木村琳藏君)
都市整備推進室長。
◎
都市整備推進室長(本間良春君) 漁師みんなの家についての御質問でございます。 こちらにつきましては、当初、新浜町の仮設の水産加工のプレハブがあった脇に、漁師みんなの家というところであったんですけれども、それ、県の防潮堤事業によりまして、ちょうど防潮堤に当たるというところで、補償費をいただいて一時撤去していたものなんですけれども、それを活用したいというお話があったものですから、今回、公募をかけまして、漁師の方々に使っていただくということが前提でございますので、市内の3つの漁協、東部漁協でしたり、釜石湾漁協でしたり、唐丹漁協のほうにこの建物を使用しないかというところで公募をかけて、それを審査いたしまして建設先を決めたところなんですけれども、当時、令和元年度で建物まで建てる予定だったんですけれども、当初、入札不調等がございまして、今年度、建物まで建設できなかったというところで、今年度分を予算を下ろしまして来年度のほうに積み直しているという事業でございます。
○議長(
木村琳藏君) 12番高橋松一君。
◆12番(高橋松一君) 以前にもこの話はした経過があるんですよね。みんなの家、新浜町に建てられた部分をそういう事情で移設させると、東部、それから釜石湾、唐丹の3漁協の中で相談をして建てる、移設させるという話をして。一方では、みなかまのほうから魚河岸地区に対して、トイレの施設がないよということで要望してきた経過もあるわけです。 この経過というのは、どういう事情かというのは、何かみんな忘れ去っているような気がいたしますから、改めて申し上げておきますけれども、1200万で、当時の釜石に関係する人が寄附をして建てた経過があるんですよね。御存じですよね。そういう経過がある。それを何で今頃になってこういう公費で賄ってそういうふうなことをやらなければならないのかなと。 しかも、あの建物を使った経験のある人ございますか。私は、次の年にあの場所で、みなかまの行事としてさんま焼きをやった経過があるんですよ。2年後、あの建物は非常に弱い建物でありましたもので、使えなくなっているんですよ。そういったことも役所の皆さんは存じ上げないで、こういうふうに減額だけの予算で、次の年度にはまた新しく建てますよというふうなことのようですが、どうなんでしょう、こういうことを繰り返しやっていたんでは。原資は寄附ですよね。これ、どなたか分かるんですか、寄附だったということをね。そういう民間から寄附されたものを公費でまた補っていくということは、非常に、住民は不思議に思っているんです。そして、要求・要望を出してきたことに対してお答えがなっていない。どうなんでしょうね、これは。行政不信につながるんですよ、こういうのはね。せっかく地域会議とかと市長は一生懸命叫んでいますけれども、今年、少し食うんですよ。これを本間さんに言うと本当にきつい話になりますけれども、立場上お答えください。
○議長(
木村琳藏君)
都市整備推進室長。
◎
都市整備推進室長(本間良春君) お答えいたします。 この建物につきましては、議員おっしゃるとおり、当時、帰心の会という方々から寄贈いただいて再建したという中で、漁師の皆様に使っていただきたいというところだったんですが、新浜町に建てたときにはなかなか、あまり漁師の関係の方々に使っていただけなかったというところもございました。 そんな中、今回、県の事業で撤去したんですけれども、使いたいよという話があったものですから、その寄贈いただいた方々に連絡を取りまして、移設するという話で了解もいただきましたものですから、今回、その移設先でどこに建てるかというところで模索したというところでございます。
○議長(
木村琳藏君) 復興管理監。
◎
復興管理監兼復興推進本部事務局長(熊谷充善君) 少し補足をさせていただきたいと思います。 今、議員のほうからは、寄附でいただいたものを公費で建てるのはいかがなものかというお言葉もありましたけれども、先ほど室長のほうから説明があったように、県の事業としてそこに当たるということで移転をお願いされて、補償費という形で県のほうから補償費を頂いておりますので、それを原資として今回建て直すということで、全額、市のほうで出すというものではないということだけ御説明させていただきます。
○議長(
木村琳藏君) 12番高橋松一君。
◆12番(高橋松一君) 県も市も税金で運営しているわけですから、しかもこの方は釜石のコンサルさんまでやっている方でしたよね。ここに当時の新聞も持ってきていますけれども、1200万で建てましたよ。これはまちの中にもありますよね、かだってという建物を建てたという経過があります。やっぱりこういった状況というのはきちっと当局のほうで把握しておいて、そして、私、改めて申し上げますけれども、魚河岸地区にテラスができた、あの場所でトイレを使うのに不便だということで、改まって新しいトイレを造ってきたという経過がありますよね。新しいトイレを造ってくれて、市民の皆さん、それから釜石を訪れる方々に供用させるという現実があるわけです。それに倣うようにして、あのスペースが広いものですから、漁師さんたちは、自分たちで適当な仮設のトイレを使って、それで供用しているという状況なんですよ。 しかも、あの場所で工事も間もなく終わるということですから、全く汚れた環境にそのままになってしまうという現実があって、地域の方々、漁師さんたちは特に、ああいった場所にあるのは当然ですよと言っている事情があったものですから、私は、この場所で3漁協の話合いの中でやったらいかがですかという提言をしているんですよ。 やっぱりその辺を十分に調査をして答えを出さなかったら、何のためにこういったことをやっているんだかなと。これ、おたくたちの前じゃなくて、これは財政当局に対しての叱咤激励になると思うんですけれどもね。やっぱりこういう現実をきちっと調査して事に当たっていただきたい、そういうふうに思います。よろしくお願いします。工事が悪いんですよ。これからワカメやそれぞれの漁期の間、あそこ使われる場所ですから考えてください。お答え願います。
○議長(
木村琳藏君) 財政課長。
◎財政課長(菊池公男君) 財政当局として、そういうお金の使い方という部分の御質問だと思うんですけれども、1つには、先ほどの漁師の方のみんなの家、こちらのほうについては、浜町地区とは別に、やはりそういう漁師の方々が使いたいという要望、あるいは財源として、確かに県費も市のお金も公費ではございますけれども、そういう要望があったという中で、そういう予算を計上させていただいて事業を実施するということについては、何とか御理解をしていただきたいと思います。 その上で、各地域からのいろいろな要望が上がっているのは事実でございまして、各地域会議等から様々な意見がある中で、やはり事業を全部できれば一番よろしいんですが、その予算の範囲内で何を優先するかという取捨選択の中でやっていくと思いますけれども、なるべく地域の皆様に喜ばれる予算というのを常々考えてはおります。おりますけれども、やはり財布はどうしても無限にあるわけではございませんので、そういう中で一生懸命、我々もよりよい予算になるように頑張っていきたいというふうに思います。
○議長(
木村琳藏君) ほかにございませんか。 (発言する者なし)
○議長(
木村琳藏君) 第6款の質疑を終わります。 第7款商工費、質疑を許します。 17番
佐々木義昭君。
◆17番(
佐々木義昭君) 予算の概要と主要事業、これの9ページ、中小企業融資事業費、これに関連して質問したいと思います。 この補正予算には、予算編成時と新型コロナの発生時、これ時差的に生じていることから予算には計上されておりませんが、しかしこの新型コロナは、昨年12月に発生して今では全世界に感染拡大し、各産業、経済、医療、教育と、この世のあらゆる分野において市民生活に大きな影響を来しております。政府でもその対応と救済に追われている状況でありますが、当市では有事に備え、2月28日ですか、庁内の11名の構成メンバーで新型コロナ対策本部を立ち上げ、相談窓口を開設したようでございますが、この相談件数は何件ほどあって、そしてその内容はどういったものか、この辺を差し支えのない範囲でお答えいただきたいと思います。
○議長(
木村琳藏君)
商業観光課長。
◎
商業観光課長(山田裕子君) 中小企業者の支援策というところで電話等の問合せは数件ございますが、実際に申請、認定のほうの書類まで上がっている件数は、本日現在で1件でございます。
◆17番(
佐々木義昭君) 差し支えなければその内容、どういった内容なのか。
○議長(
木村琳藏君)
商業観光課長。
◎
商業観光課長(山田裕子君) その事業者の方のほうからは、昨年との売り上げが50%減になっているということで、まだ1件ですが、その事業者の方はそういった減少ということでございました。
○議長(
木村琳藏君) 17番
佐々木義昭君。
◆17番(
佐々木義昭君) 先日の一般質問の答弁で、新型コロナの情報発信は生活応援センターとかあるいは市民課で行っていくという答弁でございました。確かに今現在では、幸い岩手県内ではこの感染者が出ていないせいか、先ほどの当局答弁でもそうですが、このコロナについて少々楽観的な考え方をしているんじゃないかと感じております。 しかし、このコロナの影響は、既に今年に入ってから市内の産業あるいは経済に大きな損害を出している状況でございます。特に観光業界における宿泊やホテル並びに飲食業においては多くの事業者から悲鳴が上がっておりますし、とりわけ東日本大震災から一念発起してグループ補助金を活用し、そして何とか事業の再開にこぎ着けたと。その後、昨年度の台風19号の被災を受けて、なお今回のコロナで二重、三重のこういうふうな苦難で経営体力に限界が来ていると。この事業者の嘆きは本当に想像以上のものでございます。 もちろん、当局として、現段階ではできることとしては情報発信するという限定的なもの、これは理解できます。また、具体的な財政支援においては政府の動向を見ながらと、これも十分理解できます。しかし、かといってこの対応を一方向だけの情報発信、あるいはほかの自治体の出方を見ているだけでいいのかなと、このように疑問を感じております。 例えば宿泊、ホテル業界、そして飲食関係のキャンセル状況、団体客の利用状況など、全部じゃなくて結構でございます。一定量でいいですからお店の聞き取り調査をしたり、これはもちろん商業関係だけではなく、休校中の子供を持つ保護者の生活への影響等ももちろんでございますが、現状を把握するという能動的な実態調査、これはコロナの次のステージへの展開の対策、また今後あるであろうこういった有事の際の危機管理としては大変重要なことではないかと思っておりますが、いかがでございましょうか。 当局は、この状況を踏まえて、被害を被っている方々あるいは事業所への個別の聞き取りをしているのかどうか、そしてそれに関しての考え方もお尋ねしておきたいと思います。
○議長(
木村琳藏君)
商業観光課長。
◎
商業観光課長(山田裕子君) 事業者の皆さんへの聞き取りというところでございます。 去る3月10日付で、商工会議所のほうと連携いたしまして、実態調査のほうを今、とり行っているところでございます。ただし、商工会議所に加盟している皆さんということですので、市内の業種でいいますと大体800事業所というところでございますので、会員でない皆さんのところにはまた別途、我々のほうで聞き取り調査なども行うような体制を今考えてございます。 あと、キャンセルのほうでございますが、先日の県議会のほうもありまして、県内では宿泊、ホテルのキャンセルが13万人ほどというふうな件数が出てございましたが、今、市内の聞き取りの中のほうでは、全てのホテル、旅館に回答を得られたものではございませんが、3月、4月のところで5000人ほどのキャンセルが入っているというようなことで聞き取りのほうは行っているところでございます。
○議長(
木村琳藏君) 17番
佐々木義昭君。
◆17番(
佐々木義昭君) 今お伺いしますと、会議所では今アンケート調査ですか、そういったものを会員を中心にということでございます。それ以外の方々はこれから行政としてお手伝いをしていくということでございますね。 確かに、市長さん等は、やはり危機に面したときには明るいところに光を当てて市民を鼓舞して夢と希望を持たせると、これは大変重要なことでございますけれども、我々議員の役割としては、影の部分に光を当てるという大変重要な役割もございますので、ぜひそういった会員でない方々にも広くそういったお話、現状を聞いていただきたいと思っております。 発生から既に3か月がたっております。今、少しでもできることをしないと、結局また想定外だったという話にしかなりません。先日、同僚議員からも出ましたけれども、震災以降、被災事業者1035ですか、こういった事業所のうち369事業所が資金不足や後継者不足、こういったもので、理由は様々でございますが残念ながら廃業をしております。当局は淡々とこういったものを報告しておりますけれども、これは、何と35%もの店が消えてなくなったということで全く驚きの数字であります。 私は、今、資金力のない事業者あるいは事業承継を模索している事業主にとって、これをきっかけにまた経営を断念すると、こういう方が出てくるのを大変危惧しているところであります。言葉は辛辣でございますが、今、被害・損害を受けている事業者、これはまさに真綿で首を締られているというふうに言っても言い過ぎじゃございません。 そういった経済危機を背景に、庁内メンバーだけでは、情報収集、こういったことに心もとないなというふうに考えておりますが、したがって、既にやっているかどうかは分かりませんけれども、商工会議所や金融機関あるいは関係機関との合同対策会議をやっているのかどうかお尋ねしたいし、やっていなければ早急に立ち上げて、コロナの次なるステージへの速やかな対応をしていただきたいと、このように思っております。 確かに、これらの問題も災害と言っていいのかもしれませんが、当市のやはり災害に強いまちづくりの精神にのっとって被害・損害を最小限に収めていただきたいと思っております。これに対する答弁は、急で申し訳ございませんが、執行権者である野田市長さんに求めて、また併せて、今回の新型コロナにおける社会的影響を伺うことで市長さんのその危機感を確認いたしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○議長(
木村琳藏君) 市長。
◎市長(野田武則君) コロナについては、連日、テレビ等であるいは新聞等で報道されておりまして、市民の皆さんもそれぞれ不安を抱えながら生活をされていると、そのことについて市としても市民の皆さんの不安がないように全力を尽くしていきたいと、こう思っております。 先ほどお話ありましたとおり、市のほうでは対策本部を立ち上げていろいろと対応をしてきたところでございますが、当初は、学校の休校に伴って学童保育あるいは幼稚園、保育園は引き続き運営をしていくというところでスタートしたわけでございまして、今日、実は午前中、釜石小学校の学童のほうをちょっと見させてもらいましたけれども、子供たちはすこぶる元気で生活していたようでございますので、今のところは子供たちのほうは順調に来ているかなと、こう思っております。 幸い、釜石はもちろんですが、岩手県にも発症例がないということが一つの大きな支えになっているかなと、こう思っております。ただ、議員御指摘のとおり、こうした日数が経るに従って次は経済活動に対する危機感、これを持っていかなければならないと。 先ほどお話ありましたとおり、我々としては、東日本大震災で壊滅的な被害を受けて、そしてまた、そろそろいいのかなと思ったら、今度は中国とアメリカの貿易摩擦で、多かれ少なかれ釜石もそれなりの影響を受けて、そして今度は、ワールドカップが終わってこれからというときに、台風が来るというようなこともございまして、事業をなされている方々にとりましては、本当に、休む暇なく様々な災害が降りかかってきて、なかなか思うように仕事ができないという状況にあるということについては、十分認識をしているところでございます。 したがって、先ほど話がありましたとおり、次のフレーズは、経済というところに視点を持って取り組んでいかなければならないということで、取りあえずは、それぞれの事業者の調査、状況についていち早くまずは取りまとめさせていただきたいと、こう思っているところでございます。 先ほど、次の対策はどう展開するのかということかと思いますが、現在は市の対策本部でやっていますが、県は県で振興局を中心にやっているということでございますので、できるだけ早く県のほうと市のほうとの合同の対策本部を立ち上げていただいて情報交換をさせていただければ、取りあえずできることはそこからスタートさせていただきたいなと、こう思っているところでございます。 いずれ、国が特措法を、新たな法律をつくり上げたということもございますし、これはやっぱり釜石市単独ではなかなか対応し切れない部分がありますから、国とそれから県と、そしてまたそれぞれの地方が連携をしてこの経済危機に対応していくということが必要かと思いますので、そういった方向の中で、釜石市としても、事業者の皆さんの不安を払拭するために何ができるかということに目を向けながら精いっぱい努力をさせていただきたいと、こう思っておりますので、どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。
○議長(
木村琳藏君) 第7款の質疑を終わります。 第8款土木費、質疑を許します。 5番磯崎翔太君。
◆5番(磯崎翔太君) 質問事項2点です。 まずは、釜石港振興事業800万円についてです。今、釜石港のコンテナ貨物の取扱いが相当増加しているということもあるので、やはりこういう餌ではないですけれども、事業所を呼び寄せるための呼び水としてこういうのを使っていただければいいなと思う一方で、岩手県内では、私は、先ほど同僚議員から質問ありましたが、コロナウイルスの感染拡大危険だなと思っているのは花巻、国際的な定期便があるというところと、釜石港、特にも外航コンテナの取扱いが多いので海外との接点が強いというところでございますので、岩手県が釜石港を管理しているというのは重々承知の上での質問なんですけれども、例えば岩手県のほうから釜石港の管理、あとは感染確認に対して何か具体的に指示ですとか情報共有といったものは入っているのかどうかというところが1点。 もう一点が、公園施設長寿命化対策事業、これ、計画的な維持・補修が必要となっているため改善工事を行うというものですけれども、具体的にどのような改修工事を行われるのか御説明いただければと思います。
○議長(
木村琳藏君)
都市計画課長。
◎
都市計画課長兼
復興住宅整備室長(三浦康男君) 私のほうから公園施設長寿命化整備事業についてお答えします。 今回、社会資本整備総合交付金を活用して、既存施設の遊具の撤去・更新を行うというものでございます。この前提にありますのは、長寿命化計画をつくるに当たって、全施設、保全と調査というのを行って、その判定がCもしくはDというふうになったものについて年次計画でもって撤去・更新していくという中身になります。
○議長(
木村琳藏君)
国際港湾振興課長。
◎
産業振興部次長兼
国際港湾振興課長(引屋敷英人君) 釜石港のコロナウイルス対策の関係での御質問かと思いますけれども、港湾のコロナウイルスの対策としまして、水際対策というところで、釜石港におきましても釜石港の保安対策委員会というものがございまして、岩手県がその会長になりまして、各関係機関、また関係事業者の皆様が参加しまして港湾対策委員会というものがございます。 この保安対策委員会の活動の中で、コロナウイルスの関係につきましても、そちらの連絡網とかを使いまして、もしも船員の方々がコロナウイルスに感染しているですとかそういった事案が発生した場合には、そちらの連絡網を使って各関係機関にも連絡が来るという形になってございます。
○議長(
木村琳藏君) 5番磯崎翔太君。
◆5番(磯崎翔太君) まずは、公園施設長寿命化ですけれども、やはり遊具がどうしても老朽化するというのは致し方ないなというところではあるんですれども、できるだけ、例えば子供ですとか、あと大人の方でも遊具を選択して遊べるようなものにはしていただきたいなというふうには思っていたので、撤去というよりかは改修をして、それこそ安全面にもう問題がないよというものであれば、できる限り、子供、大人も遊ぶ選択肢というものが消えないように配慮していただければなと思います。 もう一点、コロナウイルスの関係でございますけれども、まだ幸いに岩手県には発症したという方がいらっしゃらないということもありますけれども、岩手県自体も、PCR検査というものを行える状態かどうかというところでは絶対的な数も不足しているというところですので、やはり感染拡大というものは防がなければならないということでしたので、県ともより密接に連絡を取り合いながら、持ち込まないといいますか、仮に発生、例えば船員の方が発症してしまったとしても、それを拡大しないように、しっかり封じ込めをできるような態勢というものは今後も引き続き取っていただきたいなと思います。 答弁等要らないので結構です。以上です。
○議長(
木村琳藏君) ほかにありませんか。 (発言する者なし)
○議長(
木村琳藏君) 第8款の質疑を打ち切ります。 第9款消防費、質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 第9款の質疑を終わります。 第10款教育費、質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 第10款の質疑を終わります。 第11款災害復旧費、質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 第11款の質疑を終わります。 以上で歳出の質疑を終わり、第1条の質疑を終わります。 第2条繰越明許費、質疑を許します。 10番千葉榮君。
◆10番(千葉榮君) 補正予算書の8ページ、それから補正予算の概要と主要事業の11ページの繰越明許費についてお聞きします。 三陸鉄道災害復旧事業が6900万繰越明許する予定ですけれども、この繰越しする事業の内容は何なのかと、それからもう一つ、この事業が3月までに完了しなくてもこの開通には支障ないのか、この2点についてお聞きします。
○議長(
木村琳藏君)
生活安全課長。
◎
生活安全課長(和賀利典君) 三陸鉄道の災害復旧事業の繰越しについての御質問にお答えをいたします。 三陸鉄道の災害復旧事業ですけれども、3月20日に陸中山田・釜石間が運行再開となりまして、三陸鉄道が全線で再開という形になります。この鉄道に関しましては、列車が走れるようになりますけれども、その周辺地域におきましては、まだ全部が災害復旧工事が完成するということではございませんで、7月ぐらいまで災害復旧工事がかかるということでしたので、今回、繰越しという形にさせていただいております。 大変失礼いたしました。今回のことにつきましては、岩手県を通じまして総務省のほうに確認しておりまして、この事業につきましては起債を充当するということで、国のほうからも了解を得て実施しているところでございます。 大変申し訳ございませんでした。開設の関係でございますけれども、三陸鉄道の運行に当たりましては支障がない状況でございます。大変失礼いたしました。
○議長(
木村琳藏君) 第2条の質疑を終わります。 第3条債務負担行為、質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 第3条の質疑を終わります。 第4条地方債、質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 第4条の質疑を終わります。 お諮りいたします。議案第18号は質疑を打ち切って採決したいと思いますが、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 御異議なしと認め、これより採決いたします。本案を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
木村琳藏君) 起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 3時35分まで暫時休憩いたします。 午後3時23分休憩
--------------------------------------- 午後3時35分再開
○議長(
木村琳藏君) 休憩を打ち切って会議を再開いたします。 日程第20、議案第19号令和元年度釜石市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。 これより質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 以上で質疑を終わります。 これより議案第19号を採決いたします。本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
---------------------------------------
○議長(
木村琳藏君) 日程第21、議案第20号令和元年度釜石市
公共下水道事業会計補正予算(第5号)を議題といたします。 これより質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 以上で質疑を終わります。 これより議案第20号を採決いたします。本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
---------------------------------------
○議長(
木村琳藏君) 日程第22、議案第21号令和元年度釜石市
漁業集落排水事業会計補正予算(第2号)を議題といたします。 これより質疑を許します。 14番山崎長栄君。
◆14番(山崎長栄君) 現在のこの集落事業の状況等について、加入世帯はどの程度なのか、それから経営状況をどう見ているのか、現在の状況について概略で結構ですのでお尋ねしたいと思います。
○議長(
木村琳藏君)
下水道課長。
◎
下水道課長(菊池康司君) 加入状況ですけれども、平成2年3月10日現在343世帯で84.9%の加入率になっております。加入率に関しましては、年々、少しずつ増えている状況でございます。 失礼しました。令和2年になります。 あと、経営状況ですけれども、今、水洗化普及状況のほうがまだ低い状況でございます。ということで、普及の向上に向けて今取り組んでいるところでございます。
○議長(
木村琳藏君) 14番山崎長栄君。
◆14番(山崎長栄君) 当初、この漁集の事業に入る前に説明を受けたわけですが、この加入世帯がまだ目標までいっていないということで、この状況ですと、少しずつ進めていると。いろいろな事情があるでしょう。地形の悪さといいますか、平たん地に住宅が建っているわけじゃない状況等がありますので。ただ、一般会計からの持ち出しがずっとこの先も続くようであれば、企業会計ですから、これは、当然、加入者の負担増も考えなきゃならないというようなことになってくるわけです。この先加入率が84.3%ということですが、どこまで持っていけるのか、それからいつ頃の時点でこの利用料金でもってやっていける健全経営ができるようになるのか、その見通しについてお尋ねしたいと思います。
○議長(
木村琳藏君)
下水道課長。
◎
下水道課長(菊池康司君) まず、どこまで持っていけるのかというところなんですけれども、まだ管渠のほう布設が終わったばかりというところもありますので、あと数年はどうしても普及までには必要かと考えております。 あと、料金の見直し関係に関しましても、水洗化の工事のほうがまだ進んでいないというところがありますので、そちらのほうを進めて、とどまってきたというか、進捗が悪くなってきた段階で考えていきたいと思います。
○議長(
木村琳藏君) 14番山崎長栄君。
◆14番(山崎長栄君) こんなに遅れてくるのは最初からの予定だったでしょうか。この加入世帯もそうですが、まだ管が布設されたばかりとか、まだつないでいないだけではなくて、管の布設が、まだ管が延びていないというところも当然あるんだろうと思いますが、こんなに時間がかかるということを最初から想定されていたのかどうなのか。見通しに少し甘さがあったんじゃないのかなという気がするんですよ。その辺、いや、そんなことないと、当初からこういう計画だったというんでしょうか。この事業をやる際に、この加入世帯数とか、本当に、経営的にやっていけるのかという議論になりましたよ。あのときの目標値と少し乖離しているんじゃないのかなという気がしますが、3回目ですから、もう少し詳しく教えていただければと思います。
○議長(
木村琳藏君) 建設部長。
◎建設部長(菊池拓也君) それでは、漁集に関しては私のほうからお話をしたいと思います。 供用開始のときには404世帯という部分で、一応、目標という部分で考えてございます。先ほど
下水道課長のほうから328世帯で81.2%の加入率で、令和2年度3月10日現在で84.9%まで、年々少しずつではありますが増加しているという状況でございます。なお、水洗化率につきましては43.8%、区域内の人口を大体1035人と見ておりますので、設置済みの人口は453ということでまだ半分程度というような状況でございます。 当初からこのぐらいかかるのかという部分のお話でございましたけれども、当初、まだ震災前という部分もございまして、こんなにかかるというふうには想定はしていなかったという状況はございます。震災後の管渠の整備とかそういう部分で、少し遅れたということもございますけれども、ここまでは想定していなかったというのが私たちの本音でございます。 なお、この漁集という部分での設置目的という部分につきましては、当然、市民の生活向上という部分もございますけれども、海に近いということで水質保全と、そういう部分もあるということでありますので、何とかそこら辺をお話ししながら、今後も接続という部分につきましてはお願いをしていくというのは当然ございますし、今後につきましても、そういう工事とかそういう部分につきましても、足りない部分がありましたらばどんどんお願いしていきたいと思いますし、施設の維持管理という部分につきましても、私たちもこの海を汚さないという、当初の設置という目的を踏まえまして進めていきたいということでございます。 いずれにせよ、先ほど議員さんがおっしゃられたとおりに、地域的には平たんなところじゃないという部分がありますので、そういう部分を踏まえて、設置といいますか、加入率の向上に向けて私たちも取り組んでいきたいというふうに思っております。よろしくお願いします。
○議長(
木村琳藏君) ほかにございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 以上で質疑を終わります。 これより議案第21号を採決いたします。本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
---------------------------------------
○議長(
木村琳藏君) 日程第23、議案第31号
復興整備事業仮
置場整備工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについてを議題といたします。 これより質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 以上で質疑を終わります。 これより議案第31号を採決いたします。本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
---------------------------------------
○議長(
木村琳藏君) 日程第24、議案第32号上平田川水門工事(その2)の
変更請負契約の締結に関し議決を求めることについてを議題といたします。 これより質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 以上で質疑を終わります。 これより議案第32号を採決いたします。本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
---------------------------------------
○議長(
木村琳藏君) 日程第25、議案第33号
東部地区避難路施設整備工事(その7)の
変更請負契約の締結に関し議決を求めることについてを議題といたします。 これより質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 以上で質疑を終わります。 これより議案第33号を採決いたします。本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
---------------------------------------
○議長(
木村琳藏君) 日程第26、議案第34号
平田地区造成工事(その7)の
変更請負契約の締結に関し議決を求めることについてを議題といたします。 これより質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 以上で質疑を終わります。 これより議案第34号を採決いたします。本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
---------------------------------------
○議長(
木村琳藏君) 日程第27、議案第35号釜石市
中央ブロック復興整備事業仮
置場整備工事(その9)の
変更請負契約の締結に関し議決を求めることについてを議題といたします。 これより質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 以上で質疑を終わります。 これより議案第35号を採決いたします。本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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○議長(
木村琳藏君) 日程第28、議案第36号財産の無償貸付けに関し議決を求めることについてを議題といたします。 これより質疑を許します。
○議長(
木村琳藏君) 5番磯崎翔太君。
◆5番(磯崎翔太君) 財産の無償貸付けに関してというところですけれども、この内容の貸付けの目的なんですけれども、親子の遊び場、交流の場、子育てに関する相談対応等でお母さん支援とありますけれども、お母さん支援というよりかはお父さんも支援しなきゃいけない状況にまでなってきているので、貸付けの目的も含めですけれども、子育てに対するところが、お母さんの支援だけじゃなくて今後はお父さん、いわゆる家庭で子育てをしましょうというその意識がないことには何も進まないと思いますので、その点について、お母さん支援だけでなくお父さんというところ、あとは周りを取り巻く環境というところにもしっかり支援をしていただきたいなと思いますが、当局で何か所見あれば伺います。
○議長(
木村琳藏君)
子ども課長。
◎
子ども課長(千葉裕美子君) 支援の対象をお母さんだけじゃなくということで、全くそのとおりだと思います。独り親家庭ということもありますので、お父さん支援もありますし、家族みんなで子育てをする、あと、おじいちゃん、おばあちゃんも含めまして、みんなでという視点で行っていきたいと思います。
○議長(
木村琳藏君) ほかにございませんか。 (発言する者なし)
○議長(
木村琳藏君) 以上で質疑を終わります。 これより議案第36号を採決いたします。本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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○議長(
木村琳藏君) 日程第29、議案第37号
釜石市民ホールの
指定管理者の指定に関し議決を求めることについてを議題といたします。 これより質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 以上で質疑を終わります。 これより議案第37号を採決いたします。本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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○議長(
木村琳藏君) 日程第30、議案第38号道の
駅釜石仙人峠の
指定管理者の指定に関し議決を求めることについてを議題といたします。 これより質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 以上で質疑を終わります。 これより議案第38号を採決いたします。本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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○議長(
木村琳藏君) 日程第31、議案第39号
釜石情報交流センターの
指定管理者の指定に関し議決を求めることについてを議題といたします。 これより質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 以上で質疑を終わります。 これより議案第39号を採決いたします。本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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○議長(
木村琳藏君) 日程第32、議案第40号
釜石大町駐車場の
指定管理者の指定に関し議決を求めることについてを議題といたします。 10番千葉榮君。
◆10番(千葉榮君) 大町駐車場について関連してお伺いします。 この大町駐車場が供用開始されてから約6年たつわけですけれども、この利用者と収入の状況についてお伺いいたします。そして、駐車場内での事故の件数等が把握してあればお伺いいたします。
○議長(
木村琳藏君)
都市計画課長。
◎
都市計画課長兼
復興住宅整備室長(三浦康男君) まず、大町駐車場の利用状況ということをお話しさせていただきます。 平成30年度の実績になりますけれども、全部で16万4758台が使われております。この中は定期券利用とそれから時間貸し利用というふうに分かれていまして、定期券利用については8万3919台、時間貸しについては8万839台というふうになっております。 次に収支についてでございます。収入のほうなんですけれども、一般と法人の定期の利用、それから時間貸しの利用、あとは、ここにはイオンタウンの壁面の利用料というのもありまして、全部含めますと、これも平成30年度の実績になりますけれども、1000円単位で数字を整理させていただいて4731万5000円というふうになっております。 一方、支出のほうになりますけれども、支出も駐車場全体を維持・運営していくための費用に人件費を加えて3877万8000円というふうになっておりまして、853万7000円の黒字経営というふうになっております。 それから、事故の状況、平成30年度には4件ございました。今年度については、先月までで1件あるということですけれども、その中身については、車同士の事故ということではなくて、建物にある柱とか、それから筋交いと言われる斜めにある鉄骨にぶつけたという自損の事故になります。それが平成30年度4件中の3件、それから出庫ですね、ゲートから車を出すときに、出庫のバーを無理やり押し切ってそのバーを破損してしまったというのが1件あるというふうに確認しております。 今年度の事故につきましても、やはり同じように、柱、筋交いに巻いたものにぶつかった自損事故が1件というふうになっております。
○議長(
木村琳藏君) 10番千葉榮君。
◆10番(千葉榮君) かなりの方が利用されているということで、また事故も多少ですけれども起きているということを知りましたけれども、一般道路においては、車は通行帯を一方方向のみに走行するので、運転手は基本的に法定速度の範囲内で運転すればいいんですけれども、駐車場内では、進行方向の確認や駐車スペースを探したりするために動きが不規則となるため、危険度が高くなると言われております。 私は毎回利用して感じることなんですが、進行方向に迷っている方、そして、逆走行している方を度々見かけます。この前、3月11日の追悼式の日もなんですが、駐車場を利用するために入っていって、1、2階が空いていなかったので、スペースを探すために3階に行きましたら逆走している車がありましたが、これは盛岡ナンバーの方でした。 私もよくあの市営駐車場を利用するわけですけれども、進行方向を示す矢印等について非常に見づらいと思っていましたが、これは私だけがそう感じているのか、それとも利用者から進行方向の矢印等が分かりにくいという声がないのか、これについてお伺いします。 そしてまた、この
指定管理者からもこのようなことについて改善したいというような話は何もないのか、その辺をちょっとお伺いします。
○議長(
木村琳藏君)
都市計画課長。
◎
都市計画課長兼
復興住宅整備室長(三浦康男君) 場内の走行に関しての御質問でした。 今おっしゃった矢印が分かりづらいという話は、実は、この指定管理の評価委員会を開催した中でも出されている意見でございました。どうしても入ってすぐ左に曲がりたいんだけれども、ちょっと直進してぐるっと回らなきゃならないというので、かなり分かりづらいんだというお話をいただいたところでした。 それを受けて、まち会社からの提案というよりは、こちらのほうからそういった意見をまち会社のほうにも情報共有しながら、一緒に何か改善できるものはないかということで、すみません、今まさにこれから検討を始めようかなというふうに思っていたところでございました。
○議長(
木村琳藏君) 10番千葉榮君。
◆10番(千葉榮君) 市営駐車場は、私、表示が少ないのと矢印の色が今言ったように黄色といいますかオレンジといいますか、暗い駐車場内では非常に見づらいと感じます。それでまた、1階から2階に上がっていくあの通路なんですけれども、あそこに何の表示もないんです。センターラインとか矢印の表示があれば利用する運転手も非常に助かると思いますが、この駐車場内の表示等について何か法的に定められているのか、その辺についてお伺いします。 また、駐車場内での事故について、駐車場に到着してUターンしているときは駐車に手間取っているときが多いそうですが、自分が駐車場をよく知っていても被害者になることもあるわけですから、事故を起こさず、また事故に巻き込まれないためにも、駐車場内の表示等については、運転手にはっきりすぐ分かるようにすることが利用者に対しての心遣いだと思いますので、これは再度調査、確認していただいて、できれば分かりやすい表示に改善していただきたいと思いますし、このようなことに目配りをしていただければ、そういったような
指定管理者であってもいいのかなという感じがしますので、これは要望して、終わります。
○議長(
木村琳藏君) 答弁はよろしいですね。
◆10番(千葉榮君) はい、いいです。
○議長(
木村琳藏君) そのほかございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 以上で質疑を終わります。 これより議案第40号を採決いたします。本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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○議長(
木村琳藏君) 日程第33、議案第41
号市道路線の廃止に関し議決を求めることについてを議題といたします。 これより質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 以上で質疑を終わります。 これより議案第41号を採決いたします。本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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○議長(
木村琳藏君) 日程第34、議案第42
号市道路線の認定に関し議決を求めることについてを議題といたします。 これより質疑を許します。 4番野田忠幸君。
◆4番(野田忠幸君) 以前にも質問したことがあるんですが、路線の幅員についてでありますが、今回も4メートル未満の市道の認定が出ていますけれども、この4メートル未満の場所では接道義務は満たされていると解すのですか、それとも満たされていないと解するのでしょうか、どちらでしょうか。
○議長(
木村琳藏君) 建設課長。
◎建設課長(新沼康民君) お答えいたします。 復興事業地区、今回新たに認定する6メートル未満の道路について接道義務はあるのかという御質問にお答えいたします。 接道義務はあるものと考えてございます。
○議長(
木村琳藏君) 4番野田忠幸君。
◆4番(野田忠幸君) すみません、もう一度質問いたします。 4メートル未満のは接道義務が、これは4メートルでなければ建築許可が下りないはずなんですが、3.8メートルのところは接道義務が満たされていると解するのでしょうか、それとも幾らか下がらないと接道義務は満たされていないと解するべきでしょうか、どちらでしょうか。
○議長(
木村琳藏君) 建設課長。
◎建設課長(新沼康民君) 大変失礼いたしました。今の御質問にお答えいたします。 今回、市道認定する幅員につきまして、基本的に事業地区内あるいは事業地区外、市道の整備をする際に、既存の道路と新たに廃止あるいは認定する路線があって、今御質問の4メートル未満の部分については、事業地区から外周あるいは外側にあります既存の市道、それら新しい道路と古い従前の道路、それらが1本になる形で認定のほうをさせていただいております。 したがいまして、今言う御質問については、当然市道、接道の義務はあるものということで御理解いただきたいと思います。
○議長(
木村琳藏君) ほかにございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 以上で質疑を終わります。 これより議案第42号を採決いたします。本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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○議長(
木村琳藏君) 日程第35、議案第43
号市道路線の変更に関し議決を求めることについてを議題といたします。 これより質疑を許します。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 以上で質疑を終わります。 これより議案第43号を採決いたします。本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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○議長(
木村琳藏君) 日程第36、議案第6号釜石市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例から日程第50、議案第30号令和2年度釜石市
農業集落排水事業会計予算まで15件を一括議題といたします。 お諮りいたします。ただいま一括議題といたしました日程第36、議案第6号から日程第50、議案第30号まで15件は、18人の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することといたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 御異議なしと認めます。よって、日程第36、議案第6号から日程第50、議案第30号までの15件は、18人の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決定いたしました。 ただいま設置されました予算特別委員会の委員の選任につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により、議長において議員全員を指名いたします。 では、予算特別委員会は、直ちに本議場において委員会を開会し、正副委員長を互選の上、当職まで御報告を願います。改めて招集はいたしませんので、御了承を願います。 この際、暫時休憩いたします。 午後4時6分休憩
--------------------------------------- 午後4時17分再開
○議長(
木村琳藏君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 ただいま予算特別委員会は、委員長に13番細田孝子君、副委員長に1番大林正英君をそれぞれ決定した旨報告がありました。 お諮りいたします。予算特別委員会に付託されました議案15件については、来る3月19日の本会議において審査の経過並びに結果の御報告を願うことにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 予算特別委員会は、来る3月19日の本会議において審査の経過並びに結果の報告を願います。
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○議長(
木村琳藏君) 日程第51、議議案第1号
議会改革特別委員会の委員定数の変更についてを議題といたします。 議議案第1号の提出者から提案理由の説明を求めます。 10番千葉榮君。 〔10番千葉榮君登壇〕
◆10番(千葉榮君) ただいま議題に供されました議員提出議案第1号
議会改革特別委員会の委員定数の変更について提案理由を御説明いたします。 議員提出議案書1ページを御覧願います。 本案は、令和元年12月20日に設置した
議会改革特別委員会について、委員定数を「7人」から議長を除く全議員の「17人」に変更しようとするものです。 議会改革においては、議会の在り方、議会活動の強化、議会機能の強化など検討すべき課題は多岐にわたります。議員全員が問題意識を共有し、
釜石市議会の新しい方向性を全員でつくり上げるために委員定数の変更を行なおうとするものです。 なお、委員会の設置目的や付託する内容等の変更をするものではありません。 以上で提案理由の説明を終わります。よろしく御賛同賜りますようお願いいたします。
○議長(
木村琳藏君) これより討論に入ります。討論の通告はありませんが、討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
木村琳藏君) これにて討論を終結いたします。 これより議議案第1号を採決いたします。 お諮りいたします。本案を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
木村琳藏君) 起立全員であります。よって、本案は可決されました。 ただいま可決されました
議会改革特別委員会の委員の選任については、
釜石市議会委員会条例第8条第1項の規定により議長を除く17名とし、議長において、さきの令和元年12月20日の本会議にて指名した7名の委員に加え、10名を指名いたします。
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○議長(
木村琳藏君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。本日はこれをもって散会いたします。 午後4時22分散会
釜石市議会議長 木村琳藏
釜石市議会議員 大林正英
釜石市議会議員 川嶋昭司...